ヘルシーレシピ
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1月のレシピ ダイエット

鶏むね肉のポーピエット
2021年の「今月のレシピ」のテーマは、ヘルシーフレンチです!
フランス料理はコッテリしていて太るというイメージがあるかもしれませんが、野菜やたんぱく質がしっかりとれて低カロリーな厳選レシピをお届けします。
ふだんの食卓に見た目も華やかなヘルシーフレンチを取り入れて、ダイエットライフをさらに充実させてみませんか?
今月は、「鶏むね肉のポーピエット」です。ポーピエットとは、肉や魚で野菜などを巻いて火を通したフランスの代表的な家庭料理のこと。
ブイヨンで煮詰めてうまみを凝縮させた野菜と、コクのあるシュープレームソースが、しっとりやわらかな鶏むね肉の繊細な味わいを引き立てます♪
1人分:169kcal(糖質 3.0g)
●材料(2人分)
にんじん・・・・・50g
長ねぎ・・・・・・50g
バター・・・・・・10g
ブイヨン・・・・・60ml
(顆粒や固形の洋風スープの素をお湯で溶いたもの)
鶏むね肉(皮を取り除いたもの)・・1枚(250g)
ブロッコリー・・・100g
マッシュルーム・・4個
塩・こしょう・・・各適量
【シュープレームソース】
生クリーム・・・・40ml
ブイヨン・・・・・40ml
(顆粒や固形の洋風スープの素をお湯で溶いたもの)
片栗粉・・・・・・小さじ1
【(お好みで)赤ワインソース】
赤ワイン・・・・・60ml
水溶き片栗粉・・・少々
●作り方
1 |
にんじんと長ねぎは、せん切りにする。 フライパンにバター(5g)を熱してにんじんと長ねぎを入れ、焦がさないように注意して弱火で炒める。 塩・こしょう少々、ブイヨンを加え、野菜がやわらかくなって水気がなくなるまで煮詰めたら、広げて粗熱をとる。 |
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2 |
鶏むね肉は、全体が1cmほどの厚さになるよう観音開きなどにし、塩、こしょうをふる。 ラップの上に鶏むね肉を置き、手前に1をのせ、筒状になるよう巻いていき、空気が入らないようにラップでぴったりと包む。 両サイドの余ったラップはねじってしばるか、輪ゴムでしっかりと留める。 |
3 | 鍋にたっぷりの湯を沸かし、2を入れて火を止め、蓋をして5分置く。均等に火が通るよう、鶏を転がして上下をひっくり返し、再度火にかける。沸いたら火を止め、蓋をして10分置く。 |
4 | 鍋に【シュープレームソース】の材料と塩・こしょう少々を入れて、とろみがつくまでかき混ぜながら火にかける。 |
5 | ブロッコリーは小房に分けて塩ゆでし、マッシュルームは5㎜の厚さに切る。フライパンにバター(5g)を熱し、マッシュルームとブロッコリーを炒めて、塩・こしょう少々をふる。 |
6 | 5と、切り分けた3を器に盛り、シュープレームソースをかける。 |
*お好みで、赤ワインを2/3量まで煮詰めて水溶き片栗粉で軽くとろみをつけた【赤ワインソース】を添えても。シュープレームソースの上にスプーンでそっとたらし、箸などでくるくると模様をつけると華やかです。
遺伝子型ダイエットタイプ別アレンジ

- りんご型
- にんじんのかわりにきのこ類やほうれん草、レタスなどを使い、糖質をカットしましょう!

- 洋なし型
- 作り方1、5のバターをそれぞれ半量にし、生クリームのかわりに豆乳を使い、脂質をカットしましょう!

- バナナ型
- もともとたんぱく質が多く含まれますが、ブロッコリーのかわりにミックスビーンズを使い、作り方5でマッシュルームと炒めるとさらに◎!
レシピ開発・監修

- 川上文代さん(料理研究家)
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辻調理師専門学校を卒業後、同校(大阪校、フランス・リヨン校など)でプロ料理人の育成に勤め、フランスの三ツ星レストラン“ジョルジュ・ブラン”での研修も体験。東京都内で「デリス・ド・キュイエール 川上文代料理教室」を主宰しながら、テレビや新聞、雑誌などさまざまなメディアで活躍中。
『たれとソースの早引き便利帳』『新装版 フランス料理の教科書』など、100冊以上の著書がある。
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